前号では、老けて見える人の顔を取り上げましたが、今回は「顔」のパート2です。

 

お顔には、「表情筋」という目・鼻・口などを動かす筋肉があることは前回お知らせしました。

 

 

 

表情筋は基本的に皮膚について、皮膚を動かしています。

 

代表的な筋肉としては、頬筋（きょうきん）・眼輪筋（がんりんきん）・口輪筋（こうりんきん）

 

・咬筋（こうきん）・前頭筋（ぜんとうきん）などがあります。

 

お顔には、30以上もの筋肉があるため、細やかでなめらかな動き・表情を作り出すことができるのです。

 

 

ところが、表情筋の衰えや凝りを放置していると、ほうれい線などのたるみや顔のむくみなど、

 

美容上の悩みを起こすようになり、やがて老け顔へと波及していきます。

 

 

 

お顔の筋肉がほぐれると、血液やリンパの流れが促進されるため、シワ、たるみ、むくみ、

 

くすみといった美容上の悩みも改善されるようになります。

 

 

 

 

顔の筋肉が「硬くなっている・凝っている」といっても気付かない人もいらっしゃるかと思います。

 

お肌のハリとは違うコリコリしているところを感じたり、少しでも気持ちいいなと感じたら、

 

お顔の筋肉が硬く凝っていることが考えられます。

 

この顔の凝り、ほとんどの人が自覚症状がないのが実情です。

 

 

 

 

身体の筋肉は、使いすぎると疲れて硬くなることは、皆さん想像がつくと思います。

 

それが、顔の筋肉だといかがですか？？？

 

 

 

例えばパソコン作業やスマホの使用をはじめ、過度のストレス、生活習慣の乱れなどにより

 

表情筋が過度に緊張してきます。

 

目の周りやこめかみ、口元、あごのあたりなどなど・・・

 

 

なかでも、咬筋・側頭筋といった「そしゃく筋」が緊張して収縮し続けると、顔のエラの部分や

 

こめかみのあたりが凹んできて、疲れた顔、老け顔が一層ひどくなります。

 

 

ほとんどの人が加齢のせいだと思っている症状も、実はそしゃく筋の緊張と、

 

それに伴うリンパや血液の滞りが原因であることが大きいと考えられます。

 

 

 

 

では顔の凝りがわかったらマッサージをしてみましょう。

 

マッサージはいつでもいいのですが、気持ちがリラックスしているお風呂上がりにするのがおすすめです。

 

手のひらや指先(腹の部分)で小さな円をクルクルと描くようにやさしく凝り固まった筋肉をほぐしていきましょう。

 

 

顔の中で一番筋肉の数が多いのは「あご」です。あごのコリをほぐすことで小顔効果も期待できます。

 

首も同時にマッサージして上げると、老廃物が流れるのでよりいいです。