垂水区の頭痛肩こり専門整体院 めまい編②美容室脳卒中症候群

舞多聞 頭痛・肩こり整体院

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垂水区の頭痛肩こり専門整体院 めまい編②美容室脳卒中症候群

院長ブログ

2019/01/08 垂水区の頭痛肩こり専門整体院 めまい編②美容室脳卒中症候群

眉間の施術横からアップ美容院でのシャンプーは、ウトウトと寝てしまうくらい実に気持がいいですね。リラックスできるひとときで楽しみにされている人も多いことと思います。

 

しかしそれとは反対に「頭痛がする」「吐き気がする」「めまいが起こる」・・・などシャンプー中に具合が悪くなったという人もいらっしゃいます。理容室のように、うつむいてのシャンプーでは何とも無いのに、美容室で「首を反らした状態で洗髪」していると具合が悪くなった経験がおありの方も多いのではないでしょうか?!

 

その原因は、美容室では主流の「首を反らした状態で洗髪」することに関係があるのかも知れません。

 

東京医科大学の遠藤健司医師の説明によると、『シャンプー台の上に首を乗せたまま後ろに反らす状態が長時間続くと、血管内に血栓ができやすくなり、脳卒中(脳出血、クモ膜下出血、脳梗塞)を起こす恐れがある』と言われています。

 

『首の両側には、小脳、脳幹、後頭葉などに血液を運ぶ椎骨(ついこつ)動脈がありますが、椎骨と密接につながっているため、首を後ろに強く反らすと血管が圧迫されるようになって、血流が一時的に低減してしまうようになりがちです。

 

その結果、血小板の流れが滞ることになり、血栓ができるようになっていきます。再び首の位置を元に戻して血流が回復するようになると、今まで堰き止められていた血液が一気に流出するので、押し流されていった血栓は、脳内の枝分かれした毛細血管内に詰まり、結果、脳卒中に繋がる』と考えられています。

 

このような症状を、美容室脳卒中症候群、またはスタンダール症候群(The Stendhal Syndrome)とも言われています。

 

美容室脳卒中症候群は、頭痛、吐き気、めまい、手足のしびれ、冷や汗、首や後頭部の痛み、失神などの症状が起こりやすいと言われています。

 

シャンプー中に目まいや吐き気などを感じたら、すぐに美容師さんに伝え、休ませてもらうことが重要です。体を休めるだけで回復する人も多いです。

 

しかし、「手足が動かしにくい」「手足がしびれる」「頭痛がひどい」「めまいがひどく吐き気がする」「(このような)症状が頻繁に起こる」ようであれば、早急に神経内科や脳神経外科、めまい専門医などの受診をおすすめします。

 

 

スタンダール症候群は、5分以上も首を後に反らしたままでいたりすると起こりやすい症状です。

 

たとえば、高い位置にあるものを眺めるように仰角が大きく長時間にわたって見上げている時に起きやすいです。首を通る動脈が圧迫されて、脳への血流が一時的に阻害されるようになってしまいますので、動悸、目まい、失神などを伴うようになります。

常に首や後頭部にコリがある人も首を圧迫しない、首に負担をかけないよう十分に注意をしましょう。

 

美容室脳卒中症候群は、あお向けで寝た状態での首の後屈と頭の動きによって、めまいの発作が出てくるということですが、スタンダール症候群は、体の位置は違いますが、首の形が上を眺めている姿勢と非常に類似していて、また、発症したときに起こる回転性のめまいやふらつきみたいな症状も似ています。

 

もちろん、見上げたままの姿勢を続けているものの、症状が起きない人も多いですので、前述のような症状が起こりがちな人は専門医の受診をおすすめします。

 

また専門医の受診をしても「異常がないと診断された」人でも「めまい」が起きるようであれば、(前回の【めまい編①首肩こりでお悩みの方】をご覧ください。)一度当院にご相談ください。

 

これまでに、めまいの症状でいつも薬を飲んでいるという人でも、当院の施術で快方に向かわれたケースが沢山あります。

 

 

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